先日のIIJmio meeting( https://techlog.iij.ad.jp/archives/2701 )にて表題のAQUOS sense3が抽選で見事当たりました。
そのときに堂前さんに「ブログ等でレビュー記事書いてね」と言われたのでこれを機にこのような物書きを始めてみようと思った次第です。
(一応)IT系エンジニアなのでサーバーの構築もできて一石二鳥です。(デザイン屋さんではないのでWordpress使っているのは妥協ではない・・・はず)
Zabbixで監視したり、recaptchaでBotからの攻撃消したり・・・これはいつしかまとめます。
今回頂いたAQUOS sense3はIIJからのプレゼントです。本稿はIIJやSHARPの協賛ではありません。
AQUOS sense3(SH-M12)のスペック
簡単にまとめると
- Snapdragon 630
- RAM 4GB
- ROM 64GB
- 画面5.5インチ フルHD+ (IGZO)
- IPX5/IPX8
- おサイフケータイ対応
- DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)
- USB Type-C
- 4G (Band1/3/5/8/12/17/18/19/39/41)
- 3G (Band1/5/6/8/19)
です。わざわざ詳細は書きませんので詳しく知りたい方は公式サイトへどうぞ。

いまさら詳細についてレビューしたところで、俗に言う「何番煎じ」かわからないので、他の製品と比べて良いor悪いと思ったところをピックアップします。
良い点
DSDV + おサイフケータイ + 防水
一番はこれです。 というか、これに尽きます。

知る限りで、この3つを満たしている端末は他にOppo Reno Aしかないかと思います。(2020/02/02執筆時点)

メイン、仕事用、趣味・・・といつの間にかSIMが21枚手元にある状況なので、SIMが2枚挿せるというのは非常に助かります。逸般人の方でなくとも私用+仕事用で電話機を2つ持っている方は今では珍しくないので、1機にまとめられてしかも使い慣れた機種で仕事でも使えるというのはかなりのメリットになるかと思います(職場のポリシー次第ではNGですが)
SIM1の高速データ通信量がなくなってしまった!という場合でもSIM2で通信するなんて技もできますし。
上記のようなプライベート+仕事という技でなくとも、今ドキはSIM1に音声SIM(かけ放題)+SIM2に超大容量通信ができるSIMを挿すのがアツいのでしょうか。
例①:SIM1にIIJmioの3分かけ放題+高速通信3GB付きがついているミニマムスタートプラン(2420円)+ SIM2にKAZUNA JAPANの神SIM100GBプラン(3289円)を挿せば月々5709円。
例②:電話なんてしない!・・けどダイヤル発信機能は残しておきたいという方はさらにケチってSIM1にロケットモバイルの音声付き神プラン(1043円)とSIM2にKAZUNA JAPANの神SIM100GBプラン(3289円)を挿せば月々4,332円+通話料金
上記例ではSIM1とSIM2でMNOのキャリアを違うのを選べるので、通信障害等で片方のMNOが通信できなくなっても一方のSIMで通信できます。冗長化大切。
冗長化なんていらん!でも電話はちょくちょくかける!という方は
例③:SIM1にIIJmioの音声通話が11円/30秒のケータイプラン(1012円)と SIM2にKAZUNA JAPANの神SIM100GBプラン(3289円) で合計4301円+通話料金 (IIJmioのプランに+660円で3分かけ放題)
なんて技もあります。 他にも、100GBもいらんという場合は神SIMではなくFuji wifi契約するのもアリですかね。今安いし。

学生のときにこれがあったらやってたなあと思います。(私が大学1年のとき?Docomoの音声機+出たばかりのIIJmio200Kbpsプランで生活していたのが懐かしい。2012年だったかな)
一般的な1人暮らしの方もこれで済みますよね。数年縛りの固定回線契約しなくて済むし。Pocket WiFi等、荷物増えないし。高速通信量多いし。
前置きが恐ろしく長くなりましたが、これだけのメリットのあるDSDVに加えて「おサイフケータイ」「防水」も搭載している端末の2つのうちの1つが本機でございます。最高ではありませんか。
SIMピン 不要

最近の多くのスマートフォンはSIMやmicro SDの取り出しにSIMピンと呼ばれるピンが必要です。(非公式ですが、書類をまとめるクリップを伸ばして代用可)
しかし本機は爪を引っ掛けて取り出すことができます。一般人よりかはSIMの出し入れが多い逸般人のみなさまには大変便利な仕様でございます。
ミドルレンジ
Snapdragon 630、RAM4GBという標準やや下くらいの性能ですが、私はスマホでゲームしたりしないので必要十分です。使っていたPixel3a(Snapdragon 670)やOppo Reno A (Snapdragon 710)と比較したらワンテンポ遅いな、とは思いますが。まあ私は許容範囲内です。
あとは「今や標準」になったUSB Type-C、フルHD以上の画面解像度も合格点です。個人的にはIGZO液晶なのもうれしいです。有機ELってどうも黄ばんているように見えるし、鮮やかな緑色が目に刺さるように痛いですし。IGZOと言ったら応答速度!という方もいらっしゃるかと思いますが、私は特段こだわりはありません。やたらヌルヌル動くなあと感心しましたが。
よってCPU以外は問題ないと思います。
悪い点
恐ろしく滑る
乾燥している季節というのも手伝い、手の上に乗せるだけの状態だとちょっとの弾みで飛んでいきます。本当です。
Pixel3(Pixel3a)もかなりすべりやすいと思ってましたが、側面がテカテカしている分マシです。本機は抵抗の余地なく落ちていきます。
私はスマホケース、フィルムも一切使用しない派ですが、落として壊すリスクを避けるためにケースをつけました。執筆時点で397円。
(どれくらい滑るか動画撮ってGIFにして載せようとしたのですけど、エラーが出てアップロードできませんでした)
カメラ
わざわざカメラのページ作っているのでカメラこだわっているんだなあと思ったわけですが。

明るいところは普通、夜景や暗いところは絶望です。
ここは諦めてPixel3aや、せめてHuawei P30 liteを買いましょう。
絶望的なのが広角カメラで


我が家の壁(天井)を撮ったもので、どちらかが通常カメラでどちらかが広角カメラなわけですが、説明しなくてもわかりますね。広角カメラは歪み補正がないに等しいです。そういうものですかね?Xiaomi mi note10はもう少しマシだった気がするのですが・・・(気のせいかもしれません)
まとめ
個人的には非常に評価の高いスマートフォンでした。
スマホでは連絡、ブラウジング、Youtubeで動画を見るという程度であれば満足できるスペックで モバイルSuica勢も満足できるスマートフォンでした。
ゲーム用、カメラ用で別のスマートフォンを持つ余力がある(これらを妥協できる) のであればおすすめの機体です。
最後になりますが、プレゼントしてくださったIIJのみなさま、ありがとうございました。
価格は注意書きがない限りすべて税込み表記。公式ページが税別価格の場合は1.1倍して少数切り上げ。
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