N-01J レビュー

ガジェット

今わざわざ買うルーターではないかな・・・・

ばっちぷろぐらまー

ドコモから発売されていたモバイルルーターN-01Jを中古で入手したのでレビューします。

スペック

発売日:2017年3月9日

対応Band (国内)

  • 4G(1/3/19/21/42)
  • 3G(1/6/19)

Wi-fi :802.11 a/b/g/n/ac
最大速度 下り最大788Mbps/上り最大50Mbps
最大同時接続台数 16(Wi-Fi10台、USB1台、Bluetooth-PAN5台)
重量 約110g
サイズ W98×H62×D13.6mm
バッテリー 2500mAh
SIMサイズ microSIM
接続端子 USB3.0 Type-C
外部メモリ 非対応

引用:公式:https://www.nttdocomo.co.jp/support/product/n01j/spec.html

外見

手に収まるくらいにコンパクトですし、軽いと感じます。最近のモバイルルーターはスマートフォンほどの重量なことが多いので、これは良いポイントです。

Bluetoothテザリング対応

ちょっと珍しくなりつつあるBluetoothテザリングに対応しています。最高通信速度が上下3Mbpsにまで低下しますが、Wi-Fi接続と比較して非常に省電力になるため、使える時間が大幅に向上します。通信速度を求めてないけど長時間運用したい時に重宝しますね。

対応Band的に非推奨ですが、格安SIMでおなじみBiglobeのdonedoneの3Mbpsのプラン等で大活躍しそうです。あとは常時通信するけど低速で良いドライブ等で音楽やラジオを垂れ流す時でしょうか。

APN入力が本体のみで完結できる

地味な便利ポイントです。多くのルーターはSIMを挿入後にスマートフォンとルーターをWi-Fi接続し、ブラウザに192.168.x.xにアクセスし、ログインパスワードを確認して、場合によってはログインパスワード変更を強制させられ、その次には初期設定をさせられ、その後ページ遷移してAPNを入力する・・・・長いわwwwwww

本機では設定→APN設定→新規追加 と行くだけでAPNが設定できます。便利~!

まあ、もちろん打ちづらいのはあるのですが、それでも本体だけでポチポチすれば設定できるというのは正義。

Linking対応

Linking Projectというのがあります

https://linkingiot.com/index.html

NTT Docomoが主体となって行っているIoT活用のプロジェクトで、この機能を搭載している機器や、スマートフォンの場合はアプリをインストールすることで「いろいろなこと」ができるようになります。

一番実用的だなと思ったのは「帰宅通知」です

引用:https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/options/detail.html?item-code=ABR59004
引用:https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/options/detail.html?item-code=ABR59004

上記の図ではキッズケータイですが、スマートフォンアプリでも代用できるので、年老いた実家の両親だったり、上記図のように子供にもたせてきちんと帰宅できたかの確認に使うことができます。便利!※SMSの送信には料金がかかります

昭和臭い

わたしはファーストインプレッションが「昭和臭い・・・」だったのですが、みなさんはいかがでしょうか。

この前面の「丸み帯びた」感じ・・・

好みの問題なので、良いと思ったらそれでよいと思うのですが、一応にも本機は当時のフラグシップレベルの性能を持ったモバイルルーターなので、インテリジェンスを感じるようなかっこよい見た目(?)でもよかったのではないかと個人的にお思ってます。

画面ロック解除が長押しで、地味な待ち時間がイライラする

ストレスその1。ルーターを操作したいなと思った時に、「誤動作防止」の機能がすごいイライラさせてきます。さっさと操作させてくれや。。。

あとこれ、私がみる限りでは回避方法がありません・・・・

タッチ感度が悪すぎ

ストレスその2。反応しなかったり、スクロール止めたつもりが飛んでいったりします。

スマートフォンの感覚で操作しようとしたら非常に困惑することでしょう・・・

(動画撮ろうとすると再現されないのもご愛嬌・・・・)

ちなみに、もう数年前に手放してしまいましたが未だに高額取引されているMR05LNもタッチ感度が同様に最悪でした。MR05LNはmicroUSBなのでわざわざ買うルーターでもありません。

Wi-Fiの屋内5Gがクレードル接続必須

ストレスその3。こんなルーター初めてでしたので驚きました。

屋外でクレードルを使う人なんて99%いないので「まあ合理的」だとも思う反面、移動先のカフェ等で使う場合不便でしかありません。どうしてこうなった。

まあ、屋外で使ってはいけない電波吹いて法律違反になるリスクを99%回避できるという意味では有用でしょうか・・・

もちろんですが、クレードルにただ挿すだけではだめで、クレードルはUSB Type-Cで給電しつづけなければいけませんので、素直に屋外5GHzを使うことになります。屋外5GHzはレーダー衝突回避のため1分間のスキャンがあります。外出先で5GHzを使いたい場合は気長に待ちましょう。

Linking対応、便利だけど・・・・

据え置きタイプの方買ったほうが安定ですよね。金額も大差ないし、リチウムイオンないし。

引用:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0744CD9LR/

こちらは同じくNECのAterm PA-HT100LN-SWで、Linking非対応ですが帰宅通知はあります。リチウムイオンバッテリーを積んでいないので据え置き専用ですが、SIM入りますので工事不要で実家にインターネットを持ってくるのに重宝します。

まとめ

白ロムで3000円程度~と大変価格が落ち着いていて通信速度も申し分ないのですが、これを白ロムで買う人はほとんどが格安SIMユーザーのはずで、高速通信できる必要は必ずしもないと思います。よって、モバイル前提でDocomo特化のルーターを欲しいのであればHW-01H、ハイスペックが良いならHW-01Lを買いましょう。HW-01Lは近日中にレビュー書きます。

本機はHuawei(中国)にアレルギーがある方にとっては非常にオヌヌメです。

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